お問い合わせをお待ちしております
TEL. 03-3886-0731
営業時間 10:00 ~ 17:00

HOME > 失敗しない塗料の選び方

失敗しない塗料の選び方

塗装の目的

塗装する目的とはいったい何でしょう。それは、「建物を腐食から守ること」そして「色彩によりイメージを一新すること」にあるでしょう。では、どのようにして塗装を行うのでしょうか。塗装とは、それぞれ機能をもった樹脂層をコーティングという塗り重ねをして膜をつくる作業のことです。それぞれの樹脂層には決められた厚さがあり、それを満たしていないと規定された年数よりも劣化が早くなってしまう可能性があるのです。ですから、決められた厚さや塗りの回数を守って塗装することがとても大事なことになります。基本的な塗り替え塗装工事では、塗料の持ちをよくするために、今までの塗膜の上に下塗材を塗って、その上にトップコートと呼ばれる仕上げ塗料を2度塗りする方法が一般的です。

塗料の種類と品質保持期間について

塗料の種類によって、品質保持期間はそれぞれ違ってきます。おおまかな塗料の種類とそれぞれの品質保持期間の目安を表にまとめてみました。

塗料の種類 特徴と品質保持期間の目安
アクリル樹脂塗料 価格が安い。モルタル外壁で使用可能。5年程度で塗り替えが必要
ウレタン樹脂塗料

木製外壁、モルタル、金属製サイディングなど種類を選ばず使える。品質保持期間は8年程度。

セラミックシリコン塗料

耐久性・耐熱性に優れている。12年~15年の期間持つ。

フッ素塗料

シリコン塗料よりさらに耐久性が優れているが、価格が高い。15年~18年は持つ。

予算に合わせて、今後どの程度の期間、家を長持ちさせたいかを考えた上で、適切な塗料を選択するようにしましょう。そして、期待されている品質保持期間、しっかり持たせるためには、決められた塗り回数と塗料の分量をきっちり守って塗る必要があります。業者の中には、工事費を安く上げて見積もり、塗料の量を少なく済ませ、規定の分量より薄く塗ってごまかしてしまうようなところもあると聞きます。そんなことのないように、しっかりとした施工をしてくれる信頼できる業者を選ぶことが重要です。見積価格があまりにも低すぎたり、足場を建てなくても塗装が出来ます、といった業者には注意しましょう。

塗料の使い分けと選び方

症状・周辺環境に応じた塗料の使い分けが重要です。

オーソドックスな塗料はもちろん、サビやカビに強いタイプ、汚れがつきにくいタイプなど機能性の高い塗料まで、幅広いバリエーションからお選びいただけます。

photo

photo


photo


北面の壁など、日当たり・風通しの悪い場所にカビは発生します。ことに日本は高湿多湿の風土だけに、カビ・藻の問題は多くの方々がお悩みでしょう。問題となるケースしては放置しておくと南面の日当たりのいい壁にまで広がってくることがあります。状況や環境によっては、隣家にまで伝染するケースも少なくありません。ご近所に迷惑をかけない意味でも、住まいのカビは早めの対処が肝心です。また浴室など内壁のカビについては、カビの発生を抑える、防カビ・防藻性に優れた塗料もございます。住まいのカビについてお困りの際は、弊社にご相談ください。

参考:「住まいの塗りかえガイド」東京都塗装工業共同組合


ページトップに戻る